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清津峡 トレジャーディナー

清津郷で行われるイベントでアウトダイニングで
和紙の器を作れないかと声かけを頂いて
自分の中でイメージした形で器のイメージを今回提案させていただきました。


初めての試み。
まず、一番に思ったことは、「食べる」という事。
私の様に通年紙すきをする方はトロロアオイを薬品に漬けて保存するのですが
やはり、心配で成長中途のトロロアオイを採りました。
小さいですがしっかりと粘りが出ました。
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約二日で腐りが始まり使えなくなりました。
やはり、夏場は持ちません。


楮も煮るに時も重曹で煮てみました。
ある本で、ソーダ灰の代用で重曹とあり、量は沢山使うのですが
膨らし粉として食品でも使っているので今回はこちらで楮を煮ました。
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気持ち泡立ちが多い感じがしました。

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煮て、アク抜き、チリ拾いなしでビーター。

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紙漉きは、定規なしでの二層紙製作
トロロアオイもきっちり粘り漉きやすかったです。
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乾燥後加工しました。
和紙の重なりを生かしたいと思い花びらのイメージで製作。
折り紙技術が有ればもっと複雑な表現が出来たかもと思いました。

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和紙だから表現できる器。
今回は、でんぷん糊で止めましたが折り紙なら
複雑な重なりがもっと出来て面白い器が出来るのではと思いました。

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by kikan-mitsuhiro | 2017-08-20 22:34 | 伊沢和紙の事 | Comments(0)

新潟県十日町市の山の中で伊沢(いさわ)和紙を漉いている職人です。自然での生活や活動を、徒然とブログ更新します。


by kikan-mitsuhiro